2013-01-01から1年間の記事一覧

1975-1984 birth(ver.prototype)

いま発売中の雑誌「ケトル」で、伊賀大介さんが春日太一「あかんやつら」を激賞していまして、その内容と情念に関してはまったくの同意なのですが、そう言えばこの二人って、同じく1977年生まれだよなあと思いまして。何というかまあ、そういう時代が始まり…

「みっつ数えろ」第八戦・第九戦補足 〜「みっつ数えろ」が選ぶネットプロレス大賞2013〜

2013年12月25日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第九戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回と前回は、「みっつ数えろ」の現在の主要3名が選ぶ「ネットプロレス大賞」を考えてみま…

「みっつ数えろ」第七戦解説 〜プロレス用語解説シリーズ〜

2013年11月25日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第七戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回は「みっつ数えろ」第4のメンバー、源五郎丸めぐみ選手の紹介というか、普段は強気な彼…

「みっつ数えろ」第六戦解説 〜プロレスに流れや台本はあるのか問題〜

2013年11月10日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第六戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回からようやく、第四の主要メンバー、源五郎丸めぐみが登場。この「みっつ数えろ」は、…

「みっつ数えろ」第五・五戦解説 〜ジェントルメン中村「プロレスメン」とは何か?〜

2013年10月25日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第五・五戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回はインタールード回でありまして、ジェントルメン中村先生の「プロレスメン」(及…

「みっつ数えろ」第五戦解説 〜プロレスは、八百長なのか?〜

2013年10月10日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第五戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今までで一番の長文となってしまいまして、最後まで読んでいただいた皆様には、感謝しきり…

「みっつ数えろ」第四戦解説 〜読書の秋にお薦めするプロレス課題図書〜

2013年9月25日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第四戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回はお話としてはわりと繋ぎの回になってしまいましたが、個人的にはシラユリ選手という架…

「みっつ数えろ」第四戦解説遅刻のおしらせ

すみません…。本来ここには有料メルマガ「水道橋博士のメルマ旬報」連載中「みっつ数えろ」の第四戦(2013年9月25日配信)の解説が載っているべきなのですが、もろもろの都合により全く間に合っておりません。申し訳ございません! こんなことになることを予…

「みっつ数えろ」第三戦解説 〜プロレスをずっと追いかけられるのは何故なのか〜

本日2013年9月10日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第三戦が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。今回はみやびの自宅にあゆみと瞳がお邪魔して、色んなことが起きる回。みやびママがすご…

「みっつ数えろ」第二・五戦解説 〜ジェントルメン中村「プロレスメン」とは何か?(前編)〜

本日2013年8月25日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第二・五回が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。マンガ原作ということもあるので今回は前回までとは趣向を変えて、要は単行本になっ…

水道橋博士論・序説 〜8月17日・東京ポッド許可局イベントに寄せて〜

来る8月17日の土曜日、赤坂サカスでオフィス北野のイベントが行われます。ここをご参照に。色々と見所も多いわけですが、やはり何と言っても東京ポッド許可局メンバーと水道橋博士による1時間のトークは見逃せませんし(明らかに時間が短すぎるんじゃないか…

「みっつ数えろ」第二戦・解説 〜プロレス用語解説シリーズ〜

本日2013年8月10日、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて拙作「みっつ数えろ」の連載第二回が配信されました。みなさまお読みいただけましたでしょうか。2年半前に自分が書いたものをちょこちょこリライトしたのが今回までの連載なのですが、…

「みっつ数えろ」第一戦・解説 〜「マッスル」と「メロン記念日」とは何か?〜

唐突ながら本日、2013年7月25日より、有料メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にてわたくし相沢直の「みっつ数えろ」という連載がスタートしました。この連載はスタイルとしてはマンガ原作のシナリオという形になるのですが、一言で内容をお伝えすると…

テレビブロス「どうした!?水道橋博士」特集が出来るまで 〜あるいは、おぐらりゅうじと相沢直と「テレバイダー」の星座について〜

「今度、テレビブロスで水道橋博士の特集やりたいんだよね。どう思う、相沢氏?」 おぐらりゅうじがこう言ったのは、2013年5月7日の夜だった。7月17日発売号のテレビブロス(表紙はきゃりーぱみゅぱみゅ)に「どうした!?水道橋博士」特集が掲載される、2ヶ月…

夢はわりかしアップロードできるっていう話 〜「ダイノジ大谷ノブ彦のオールナイトニッポン(2013年5月29日放送)」を聴いて〜

この4月からニッポン放送の水曜深夜1時では「ダイノジ大谷ノブ彦のオールナイトニッポン」が始まってまして、まあこれがすっごく良くて、毎週リアルタイムで聴いてるわけです。大人なのに、AMの深夜ラジオとか聴いてんのって、本当どうかって思うんですよ、…

「アメトーーク!」でプロレスにちょっと興味を持った人に名著「僕たち、プロレスの味方です」を読んでもらいたいという話

2013年5月23日、テレビ朝日「アメトーーク!」で、「今、プロレスが熱い芸人」が放送されました。まさにいま現在進行形で面白くなり続けているプロレスという現象を取り上げた内容であり、この放送をきっかけとしてプロレスにちょっとだけ興味を持った方もい…

「ザ・水道橋 in 座・高円寺 vol.1 〜園子温芸人デビュー〜」を観て思ったこと

歯ぎしりで充血するくらいに「今に見ていろよ」とお天道様にいびつな微笑みを返して生きることは、常に刹那でしか生きてこなかった証である。刹那によって、突き動かされてきたんだと思う。「刹那」とは僕にとってすでに日々の日常なんだ。 こんなことを真顔…

[日常][手法][テレビ]NHK朝ドラ「あまちゃん」の宮藤官九郎さんの脚本がすごい!っていう三つの仕事っぷり

この4月から放送開始したNHKの朝ドラであるところの「あまちゃん」なんですけども、いやもう、観ました? 奥さん観ました?って感じですよ。そりゃまあ、こちとらテレビってものが大好きなわけですからね。ワクワクしながら観るわけですよ。ハードルを上げな…

【ネタバレ注意】「泣くな、はらちゃん」〜世界は果たして肯定されるのか?〜

2013年1月から日本テレビ系列で放送スタートした連続ドラマ「泣くな、はらちゃん」を第5話まで観て、あまりにもすごい作品なので記しておきます。ネタバレを含むので、読まれる方はお気をつけください。 「泣くな、はらちゃん」は、公式サイトによると大体こ…

モーニング娘。「Help me !!」のカップリング曲を絶賛する日記

2013年の日本には、モーニング娘。という名前のアイドルグループが存在しています。1997年8月20日に結成され、1998年1月28日にメジャーデビューを果たしたこのグループは、果たして、未だに存在し続けています。メジャーデビューから数えたら15年。その年月…