「みっつ数えろ」主要キャラクター紹介

 有料メールマガジン水道橋博士のメルマ旬報」にて「みっつ数えろ」という作品を連載しています。ざっくり言うと「女子高生がプロレス部を設立しようとするが学校から却下され、その代わりに演劇部を設立して演劇だと言い張りながらプロレスを行う」というお話のマンガ原作です。ご購読はどうぞこちらのページから。

 このページでは、主要人物の簡単な紹介を書いておきます。

<暁星あゆみ>

 宮前女子高等学校、1年B組所属。
 黒髪だがトップだけ赤く染めており、その部分だけ結んでいる。これは本人曰く「燃える闘魂」の炎を意味しているらしい。日々の鍛錬は欠かさないため、肉体は美しくビルドアップされている。幼少時代からプロレスが大好き。憧れのレスラーはアントニオ猪木だが、基本的にどんなプロレスも分け隔てなく愛している。本人もプロレスのトレーニングを通じて、ナチュラルな強さを備えている。
 性格は一本気で、嘘のつけない馬鹿正直。人生の全てをプロレスから学び、プロレスの素敵さをあらゆる人に伝えたいと願っている。宮前女子高等学校に入学するやいなや、当然のように「プロレス部」を設立しようとしたが学校から却下され、しぶしぶ「演劇部」としてプロレスを行うことになる。

<白百合みやび>

 宮前女子高等学校、1年B組所属。
 ショートカット。つり目。「女の子」的に扱われるのが嫌なので、そういった服装は絶対にしない。やや高身長で手足が長く、格闘家的な外見をしている。小学生のころからのあゆみの親友であり、よき理解者。直情的なあゆみに対してクールな自分を装っているが、心の奥底には熱いものを持っている。外見、内面ともに、ボーイッシュ。
 父親はかつて一世を風靡したプロレスラー、シラユリ選手。試合中の怪我のために現在は車椅子でリハビリ中、長期休養を余儀なくされている。それでもなお現役復帰を諦めず、プロレスを愛し続ける父親の姿を見て育ったため、魂の真ん中にプロレスという四文字が刻み込まれており、プロレスに対して嘘をつくような行為は絶対にしない。

<日々野瞳>
 宮前女子高等学校、1年C組所属。
 メガネでおかっぱ。特に外見的な特徴はなく、普通の顔立ち、普通の体型。メガネをかけているが実は視力は非常に良く、周囲をよく見ているタイプ。自分の気持ちを表に出すのがあまり得意ではなかったのだが、あゆみたちからプロレスの存在を教わり、自身もプロレスと交わることによって、人間として大きく変わりつつある。
 宮前女子高等学校に入学当初は新聞部に所属。生徒会長であるみやびから叱責されて落ち込んでいたところ、あゆみとみやびに出会ってプロレスの魅力を知る。優柔不断な性格ではあるが、一度決めたらそこに対して真剣に頑張ることが出来る。4人の中では最もノーマルなキャラクターなので、損をしたり苛立たせられたりすることが多い。

源五郎丸めぐみ>
 宮前女子高等学校、1年A組所属。
 黒髪でロング、女王様的な風貌。背が高く、スレンダーな体型。格闘技経験が豊富で、寝技立ち技問わずあらゆる技術をマスターしている。私立宮前女子高等学校の学長である源五郎丸一の孫娘であり、一年生でありながら生徒会長を務めている。自分自身に対して非常に高いハードルを課し、それを乗り越えることに歓びを感じるタイプ。だが二人の姉から言わせると劣等生であり、それをコンプレックスに感じてもいる。
 プロレスしかしない「演劇部」の設立を認めていなかったのだが、あゆみたちの策略により入部をかけて瞳とシングルマッチを行い、敗北。あゆみたちとともに「演劇部」の旗揚げメンバーの一員となる。これまでプロレスを観た経験はなかったが、その本質的な魅力には気付いており、また勉強熱心なため既に大体の知識は持っている。なお執事であり右腕でもある西園寺は、病的なまでのプロレスファン。

 ……そんな彼女たちが「演劇部」として日本武道館でのプロレス興行を成功させるまでを追うのが「みっつ数えろ」という作品です。まだ「水道橋博士のメルマ旬報」読んでおられない方で「みっつ数えろ」に興味を持っていただいたなら、ご購読はどうぞこちらのページから。ほかの連載も豪華なので、お薦めです。