capeta
すべてをしぼり出してカミソリの刃の上を走るような最高のワンラップ
あのギリギリ感を知ってもうたドライバーにとってはバトルなんてストレス以外の何者でもないんや
ひとりになりたいんやろ!?
おまえも
何かテーマのあるマンガ、つまり「野球マンガ」「料理マンガ」など確固たるカテゴリーを持ったマンガにおいて本来何が求められるべきかといえば、それは新しい哲学である。「野球とはこういうスポーツである」あるいは「ピッチャーとはこういう人間である」などの新しい哲学、発見がそこに見いだされ、さらにその発見がうまくドラマと重なるのであればそれはマンガとして(というか一つの作品として)の成功であると言える。
ただ単に面白いレースを描いたのでは、面白いレースマンガにはならない。そうではなく、レースに対する面白い考え方が、面白いレースマンガを産むのである。例えば「capeta」では、レースは競い合うものであるという常識を捨て、一人で走るためにレースをする、という考え方がその主軸にある。曽田正人はまさしくそのことを表現するタイプの作家であり、おそらくどんなカテゴリーマンガを書いても相当に面白いマンガになるのではないだろうか?
だとすると哲学が面白ければ、その哲学の面白さのみに身を任せたマンガがあってはいいのではないか?
(例)ピッチャーしか出てこない野球マンガ。それぞれの「ピッチャーとは…」という哲学、ピッチャー観は異なり、その哲学こそが争われる。
ちょっとてれますが私はかなりモー娘。好きで中でも矢口のファンです。
んでもってモナミちゃんは彼女をイメージしたところがあったんですが…
誰かをモデルにしてキャラクターを作る、という手法の有効性。これは「人間の魅力とはいくつかに分類することができ、完全に独自の魅力などは存在しない」という考え方にも因るだろう。