「日常][女の子]里田まいさんに朝9時35分に泣かされた男の日記

 ぼくは最近居間のソファーで寝ることが多くて、昨日もそうで、さっき目が覚めて。大抵は携帯のアラームを目覚ましにしてるんだけど、それが聞こえる前に今朝は起きたから、ねみぃなぁ、って言ってテレビをつけて、8はCMだったから6にしたら、はなまるマーケットで、丁度はなまるカフェ里田まいさんが出てるところで。

 全然嫌いじゃないけど、まあ別にそこまで好きでもないですよ。色んな感情は持ってます、ぐらいの。で、里田さんがなんか告知するタイミングになったんですよ。書籍の告知で。まあてっきり、しょうもないおバカエッセイとか、もしくはおバカの里田がセクシーなチャレンジをする写真集とかなんかなあ、って言って画面を見てたら、その書籍のタイトルを里田さんが口にしたんです。

「ひとりだけどカントリー娘。です」って。

 その瞬間もう、だー、って号泣ですよ。このタイミングで里田まいっていうタレントが出す書籍に、カントリー娘。っていう名前を入れる意味なんて商売で考えたら全然ないわけじゃん。だからこのタイトルってもう完全に、俺に向けられてるわけですよね。俺っていうのは、お前も、お前も、お前も含めても俺なんだけど。全てのハロプロを愛した人に向けられてるっていうか、変な話、頑張れよ、って言われてる気もするし、まあ泣くわ。

 最初で最後のカントリー娘。のソロコンサートをぼくは観ていたし、りんねのこともあさみのことも大好きだった、本当に。それを里田さんは今ごろになって肯定してくれて、あんたおバカおバカ言われてますけど本当におバカなんですねっていう、そう思いながらぼくは泣いた。朝9時35分。こんなに素敵な涙で始まる一日なんて一生のうちにそうそうないから、俺は里田さんに対してありがとう、って思います。