Musical baton

 ナフからMusical batonが回ってきた(Musical batonの説明は、ここ))。私がブロガーであればこのような試みには反応し、すぐさま解答して次にbatonを渡すだろうが、残念ながら私はブロガーではない。私はブロガーである前に一人の人間である。なのでここまで回ってきたのは大変に有り難い話であるとは思うが、ここでbatonの質問内容を変えたい。

 何とすればやはり音楽というものは「語る」ものではない。音楽について「語る」という行為が生むものなどは共感や同意についてのyes/noでしかない(もしもそうでないものが生まれたとしたらそれは「音楽」に対する言説ではなくその語りにおいての「音楽」ではない何か他のものに対する言説が生んだものである)のだから、音楽を「語る」ことなど時間の無駄なのではないか。なので質問をここで変える。ここから回されるbatonは「音楽」のbatonではなく「愛」のbatonとなる。

 質問は以下の通り。

・Who ( or What ) I love
(愛している人、もしくはもの)
・The definition of love
(愛という言葉の定義)
・Impressive love experience
(愛に関する印象的な経験)
・Imaginary love episode
(愛に関する想像上のエピソード)
・The difference between "KOI" and "AI" I think
(恋と愛の違い)
・Shout of my soul about love
(愛に関する心の叫び)
・Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5名)

 以上。というわけで今から自分で作った質問に自分で解答する。
・Who ( or What ) I love
 メロン記念日と沢山の芸人さんと全ての赤ん坊と幾人かのソウルメイト
・The definition of love
 何か対象(人でも物でも概念でも)のために自分の行動や志向、思想を自ら規制すること
・Impressive love experience
 天てれドラマで普通の学生に戻ったつぐみが柴ちゃんに向かって「これからも頑張って」的なことを言ったあと、柴ちゃんが「お前もな!」って感じで指を突き出して笑った姿に最高級の超絶的な愛を感じた。それはつまり、一人のファンというどうでもいい存在に対して「お前らのためにやってやるぜ」という意思表示であって、これが愛でなくて何なのか? あと去年の27時間テレビも全てが愛に溢れていたと記憶している。
・Imaginary love episode
 職場の工場で人気者になるために中年がマジックを練習しているが、生来手先が不器用なためにまったく進歩しない。しかしその噂を聞きつけた意地悪な上司が、お楽しみ会で彼にマジックをやってみろとしむける。もちろんマジックが成功するはずはなく、大勢の前で恥をかきそうになる中年であったが、それを察知した若い知恵足らずの工員がわざと機械に腕を挟まれて会自体を無茶苦茶にしてしまう、という話。
・The difference between "KOI" and "AI" I think
 恋は何かを束縛し手に入れようという願いであり、愛は自分自身(言い換えれば自分の自由であり、未来の自分)を何かに委ねるという決意であって、まったくの別物である。だから恋がそのまま愛に変わるということはないが、恋が叶ったとき「そのお返しに」として愛が生まれる可能性はある。
・Shout of my soul about love
「愛してくれないんだったら早く殺せよ!」
・Five people to whom I'm passing the baton
 愛に関して答えてくれそうな方にbatonを回します。
 原宿さん(Reina is a PunkRocker!!
 大塚さん(とうきょうばな奈
 星野さん(id:afod
 時島さん(id:pagot
 津田さん(id:K2Da
 お暇であれば答えていただけると幸いです。宜しくお願いします。