恋愛と約束

id:afod:20050406#1112796891

　相沢が何のかんの言ってもまるきり説得力がないと思うので、柴ちゃんに成り代わって、柴ちゃんだったらこう言うのではないかということを言います。

（以下、柴ちゃん）

「うわぁ〜。わたしの写真だ。ふふ、ちょっとビックリした。いつぐらいの写真だっけ。あんま今と変わってないかな？　それとも変わったのかな。わたしには分かんないや、りかちゃんだったらきっと、なんか、言うと思うけど。でも、そうだよね。変わったとか変わらないとかって、たぶん自分だといちばん分かんないんだと思うよ。そういうものなんだよね、きっと。見た目も、たぶん、気持ちも。

　約束って、たぶんそんなに、守らなくていいものだって思うんだよね。ほら、わたしとかも、いつも遊ぶのがりかちゃんとかでしょ？　ほんと、ゼンゼン約束とか守らないから（笑）　え、そんなこと言ったっけ、とかゆうし。そういうのでケンカになったりもするんだけど、でも別に、わたしそんなにいっつも怒ってないんだよね、本当は。りかちゃんだからっていうのもあるけど、でも多分、それだけじゃなくてさ。

　約束ってたぶん、守るためにあるんじゃないんだよ。そうじゃなくて、約束は、約束するためにあるんだよ。赤いフリージアの歌詞もそうでしょ？　「幻ならばそれでいい」のに「信じることにする」んだよね。あの歌詞の男の子って結局何も約束なんてしてないんだけど、でもわたしは信じてる。すごい一人よがりじゃない？　でも約束なんてそんなものでいいんじゃないのかな。たぶん約束って、約束すること自体にすっごく意味があるんだとわたしは思うよ。

　だから星野さんは、いつ誰と約束したっていいんじゃないかな？　その約束が守られないかもしれなくても、もっといっちゃえば絶対に守られることがないって分かってても、約束する、ってこと自体がすごく大切なことなんだよ、きっと。実際に100万回『愛してる』って言うことが大事なんじゃないよ。100万回『愛してる』って今からキミに言うよ！って約束すること自体が大事なんじゃないかなって思うけどなー。

　星野さん、もう寝ちゃったかな？　……。おやすみなさい。早くライブで会えるといいのにねー」