自作金言

 とても素晴らしい言葉を思いついたので、是非座右の銘にして欲しい。

 誰かを束縛したいと願う思い、それが恋である。
 自らを束縛する枷のような主義、それが愛である。

 恋とは(たとえそれが妄想だとしても)ある程度外へ向かう感情である。一方で愛とは内へ内へ向く極めて個人的な概念である。それはもはや感情ですらなくむしろ「私の中の」規範であって、だから本来的に言えば愛に他者など必要ない。ディスコミュニケーショナブルな愛、というひとつの愛は想定し得る。その愛を愛と知るものが「私」だけだとしてもやはり愛は愛であり、だから人は「誰かを愛する」必要などない。ただ「愛する」だけで良い。愛とは目的語など要することのない、純然たる自動詞である。

 ああ、恋愛について強く語り合いたい。サークルが必要なのだろうか? 「新世紀恋愛倶楽部」代表、相沢です。初めまして。皆さんは恋愛についてどう思いますか?